「ヘアドネーション(=髪の毛の寄付)」って聞いたことありますか?
私は過去に2回「ヘアドネーション」を行っていて、現在3回目にチャレンジ中です。
わたしがこの活動を知ったのは、友人がヘアドネーションを行っていたからです。
美容院で切った髪の毛は捨てられてしまいます。でも、捨てられるだけの髪の毛が誰かの役に立つのならそんな素敵なことはないと思い、活動に参加しました。
わたしが体験したヘアドネーションについて失敗談も含めてお話したいと思います。
ヘアドネーションについて知っている人も知らない人も、最後までお読みいただけたら嬉しいです。
ヘアドネーションとは?
日本でヘアドネーションを行っている団体はいくつかありますが、今回はわたしがヘアドネーションをした団体、Japan Hair Donation & Charity (JHD&C/ジャーダック)さんを基準にお話ししたいと思います。
ヘアドネーションは、様々な理由で頭髪に悩みがある子どもたちに対して、寄付いただいた髪の毛を用いてウィッグを製作し、無償提供までを行う活動のことです。
JHD&Cでは、寄付された髪だけを使用して作った医療用ウィッグを、頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに無償提供しています。ーJHD&C HPよりー
様々な理由とは、「小児がんなどの病気や事故」などが含まれています。
治療のためとはいえ、髪の毛がなくなるというのはツライことですよね。
特に女の子なら精神的負担も大きいと容易に想像できます。
わたしは子ども時代、おしゃれに興味がありませんでした(今もそれほどありませんが)。
それでも子どもの頃に自分の髪の毛がなくなってしまったら、きっと学校には行かれなかったかもしれないなと思います。
そんな子どもたちのために無償提供しているなんて、本当に素敵だなと思いました。
ヘアドネーションの手順
- ステップ1髪の毛を伸ばす
寄付できる髪の毛の長さは31cm以上からです
- ステップ2髪の毛を切る
行きつけの美容院、JHD&Cの賛同サロン、セルフカットどれでもOK
- ステップ3髪の毛を送る
団体に髪の毛を送ります
手順としては簡単ですが、各ステップの注意点をみていきましょう。
ステップ1:髪の毛の長さについて
長さの条件は31cm以上になります。
31cmの髪の毛で、ショートウイッグが作られるそうです。
40cmでボブ、50cmでロング、60cmでスーパーロングのウイッグになるそうです。
ステップ2:切り方
髪の毛が完全に乾いた状態で切る。
衛生上の問題から、完全に乾いた状態の髪の毛のみになるようです。
髪の毛を小さい束に分けて、ゴムできつく結びます。
結び目の1cm上をカットします。
31cmでカットする場合、30cmのところをゴムで結び、ゴムから1cm上をカットすると31cmになります。
測り方は、切り口から一番長い髪の毛までの長さです。
ステップ3:髪の毛を送る
JHD&Cでは、髪の毛とドナーシートを1セットにして送付します。
発送は寄付をする本人が行い、送料は元払いになります。
わたしのヘアドネーション
わたしは2018年と2024年にヘアドネーションをしました。
2024年の様子↓

2018年1回目のドネーション
初めてヘアドネーションをした時、ぴったり31cmの髪の毛を寄付しました。
でも、このとき「失敗したな」と思ったことが2つありました。
1つ目は、髪形を整えるのに十分な長さが残せなかったこと。
31cmのラインが襟足ぎりぎりのところだったのですが、これ以上髪の毛を伸ばすのが大変だなと感じていたので、そのまま決行しました。
結び目1cm上でジョキジョキと髪の毛を切ったあとは、当然ながら残った髪の毛を整えながら切っていかなければなりません。
しかし、そのための十分な長さが足りなかったのです。
ショートヘアになるのは問題なかったのですが、予想外にベリーショートになってしまう長さしか残っていなかったのです。でも、ベリーショートにはなりたくなかった・・・。
ベリーショートを回避した結果、納得がいかないヘアスタイルになってしまい、しばらく憂鬱な日々を過ごしました(美容師さんはわたしのわがままを聞き入れてくれて、最大限頑張ってくれました)。
2つ目は、この時の髪の毛にはパーマとカラーをしていたこと。
JHD&Cでは、カラー・パーマ・ブリーチ・グレイヘアも問題なく寄付できるのですが、どうせ寄付するなら自然な状態の髪の毛をしたかったな、と思いました。
2024年2回目のドネーション
1回目とは別の美容院でカットをしました。
失敗を繰り返さないために、2回目の時は襟足から約50cm伸ばし、カラーもパーマもやめました。(ヘアドネーションのためというよりは、わたし自身必要性を感じなかったため)
寄付する髪の毛は31cmと少し余裕をもってカット。そして、残った髪の毛は肩につく位のところになりました。
写真を見るとわかりますが、ゴムで結び、ジョキジョキと切った後の髪の毛は長さがバラバラになります。
美容師さん曰く、「これを整えて、お客様の希望の髪型にするのが案外大変」なんだそうです。

ヘアドネーションを考えているあなたへ
わたしが2回のヘアドネーションを経験してみて思ったことは、
・ヘアドネーションのカットをしたことがある美容院(美容師)で切ったほうが安心できた
実は1回目の美容師さんは、ヘアドネーションのカットが初めてでした。
どこの美容院でカットしても大丈夫と確認していたので、当時行きつけの美容院の担当者にお願いしました。
美容師さんにも事前に、JHD&CのHPを確認してもらってはいましたが、やっぱり初めてのことなので、ふたりで不安な中手探り状態でした。
その点、2回目の美容院は賛同サロンではないものの、ヘアドネーションの経験が多数ある美容院だったので、安心してお任せすることができました。
・事前に美容師と話をしよう
カット当日に、突然ヘアドネーションをしたいということを伝えるよりも、事前に伝えて美容師さんとコミュニケーションを取っておくことをオススメします。
ドネーション後のなりたい髪型によって、どのくらい伸ばせばそれが可能なのかは美容師のカットスタイルや経験値によっても変わってくると思います。
せっかく意気込んで美容院に行っても、「長さが足りない」「希望のヘアスタイルにならなかった」なんてことになってしまったら悲しいですよね。
また、美容師側からしても、「先に教えてくれれば、こんなことにはならなかったのに」ということもあるかもしれません。
実際にわたしは2回目のヘアドネーションの時、1年くらい前からその意思を伝えていました。
そして、美容師さんと話し合い、その1年間はヘアドネーションを前提とした、毛先を揃えるだけのカットをしていました。
また、家でできるヘアケアのアドバイスをもらったり、きれいな髪の毛を寄付できるよう一緒に考えてくれました。
まとめ
「この記事を読んだあなたも、ぜひヘアドネーションを!」なんてことは言いません。
髪の毛を伸ばす”だけ”とはいえ、正直大変です。
年数はかかるし、髪の毛乾かすのは大変になっていくし、長さが出てくると椅子の背もたれや車のドアに髪の毛が挟まるし、掃除は大変だし。
オイオイ、最後にそんなこと言うなよ。
じゃあなんで、3回目のドネーションにチャレンジしているんだよ?と思いますよね。
本当は2回の寄付で終わりにする予定でした。
でも、”わたしの髪の毛があることで、1つのウイッグが完成することが出来たら嬉しいな”、と思ってしまったのです(1つのウイッグを作るのに、30人~50人分の寄付が必要)。
そして、4回目のチャレンジはできないかもしれないな、と思っているからです。
積極的にオススメはしませんが、もしあなたが、今のロングヘアからショートヘアにバッサリ切ろうかなと思ったとき、「ヘアドネーションなんてのがあったな」「どうせ切るなら寄付しようかな」と、この記事を思い出してくれたら嬉しいなと思います。
ヘアドネーションについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひHPで確認してみてくださいね。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

